帰ってこれる場所
2022/09/07
ブログ
あれはちょうど夏が終わろうとする日に、突然わがらん家にやってきてくれた同世代のゲストさんとの貴重な出会いのお話です。
「わがらん家に帰りたくなったので、今日空いてますか?」と電話があり、また泊まりに来てくれました。
観光して、少しお疲れのようで、「やっぱりここは落ち着く!今日はもう何もせず、ただここでゆっくりしたい」と畳ですこし寝そべっていました。
暇な時間を作らないように、『どこへ行くか』観光計画をついつい立てて時間を埋めてしまう。と彼は出会った最初は言っていたけど、学生の頃に流行ったゲームや遊び、懐かしかった頃の思い出をお話をしていくうちに彼は、
「あれ!?大人になった今、なんでこんなにも忙しくしているんだろう?」と少し立ち止まった感じがあった。
熊野市には、観光目的ではなく、都心での生活に疲れ、身体や心の疲れをリセットしに来ている方々がいます。
今の世の中のとてつもない流れ
・人との関わりが薄くなってきている。
・表面的なコミュニケーション
・暇な時間が勿体無いから、時間を埋める
・自分の意思を言わず、他人に合わせる などなど
私は、これらに対して違和感を感じる人たちと、出会う機会が徐々に増えてきています。
わがらん家が、そういう人たちの休息の場、立ち止まる場、感じていることを優先し、大切にしていける場となっていけたらいいなと思っています。